不登校とは
文部科学省の調査では、「不登校児童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。
上記定義によると、例えば「欠席が年間29日」や「2時間目から登校し、保健室で過ごす」、「学校に登校しているが、腹痛などの体調不良に悩まされる、あるいは早退する」等の場合は、文部科学省のいう不登校の定義には当てはまらないということになります。しかし、この定義に当てはまらない場合は、不登校ではない、つまり、なんの対策・支援もしなくてよいということになるのでしょうか?
不登校の定義には当てはまらない状況であっても、お子さんが学校について何かしらの悩みを抱えていることに変わりはありません。そして側にいる親御さんが、悩んでいるお子さんを見て心配になったり不安になることに、なんの違いもありません。
こちらでは、文部科学省で定義されている不登校に当てはまらない場合でも、問題解決に向けたカウセリングを行っております。お子さんにとって何が問題となっているのかを紐解き、望ましい未来について考え、そのためにどのようなことが必要なのか、を一緒に取り組んでいきます。
参考 「文部科学省の調査データ」
令和3年度
児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要
令和2年度
児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要